リスボンに憧れながら世界の片隅で砂を掴む

本、ポルトガル語学習、海外移住よもやま話。(※在住国はポルトガルではありません。)

おすすめポルトガル音楽(1)農村ロック

先日ポルトガルのラジオ局ウェブサイトの話を記事に書いた。在宅勤務中延々とポルトガルの音楽だけを聴いており、ポルトガルゲシュタルト崩壊寸前である。そんな中、いくつか素敵な音楽を見つけたので少しずつ紹介したい。

一年後でも、五年後でも、ポルトガルの音楽に興味を持った誰かの役に立てれば幸い。

気づかないでポルトガル以外のミュージシャンを紹介するかもしれないが、私の言語能力の低さと当該地域への知識不足故である。「それはブラジルです。」「ガリシア地方です。」等、指摘下されば訂正する。

また、先日の記事でTu GitanaがLuar Na Lubreのカバーではないかと書いたのだが、Tu Gitana自体、ガリシア地方の民謡なのかもしれない。今のところはっきりしないが、沢山のミュージシャンが歌っている曲のようなので、その可能性がある。

わららない事はとりあえず横に置いて、本題に入る。

 

Uxu Kalhus - Erva Cidreira

Uxu Kalhusは民族楽器を採用しているバンドで、ヴォーカルはアコーディオンを演奏する女性である。どうやらフォークソングをアレンジしている曲が多いようなのだが、Wikipediaも何も無い為、YouTubeで私が見たままの情報しか書けない。バンド名はポルトガル語では無いようだが、何語なのか全くわからない。アナグラムや造語なのかもしれないが、現段階ではお手上げである。

そのUxu Kalhusの曲の中の一つ、Erva Cidreira(和訳:レモンバーム)が、農村ロックなのである。

元気なエレキギターと男性の気合いの一声から始まり、民族打楽器のリズムや笛の音が気持ちよく響くこの曲、途中で牛やら鶏やらの鳴き声が入っていて、面白楽しい。まるで農村からわらわらと村人がエレキギターを抱えて出てきて、家畜がその辺をウロウロする中でフォークソングを演奏しているようである。YouTube上にあるミュージックビデオでは、粘土細工で作られた人々がくるくると踊る姿が可愛らしかった。デジタルでも音源が購入できるのであれば購入したい曲の一つ。(しかし立ちはだかる国家の壁……。)

 

何やらわからない事だらけの記事であった。

ポルトガル語学習を深めることにより、いつか判明するといいのだが。