リスボンに憧れながら世界の片隅で砂を掴む

本、ポルトガル語学習、海外移住よもやま話。(※在住国はポルトガルではありません。)

住んでいるのはポルトガルではありません

ブログを書き始めるにあたり、このようなタイトルを付けたのは初めてだと思う。

 

でも「ポルトガルポルトガル語」を勉強していて「海外移住」の話を書く人なのだから、ポルトガルに住んでいるのでは?と思われてしまったら、心が痛む。とても痛む。

故に、しつこいぐらいあちこちに「住んでいるのはポルトガルではありません。」と記入をしてみた次第。

 

記事タイトルについてはさておき、自己紹介を載せておこうと思う。

 

我、マキシミナ11世と申す。

ちびまる子ちゃんの藤木君のようなキャラクターにも関わらず、運命の激流に翻弄され日本国外に移住してしまい、大後悔の日々を過ごしている。

(尚、どこに移住したのかについては、伏せさせて頂く。)

 

好きな作家は、石川啄木フェルナンド・ペソア

記憶力が良くないので、「フェルナンド」を覚えるまで時間がかかり、しばらくの間は「フェルディナンド」だと思っていた。

勿論、クールに詩の暗唱などは出来ない。

 

ブログを始めた理由について。

一つは、ツイッターからの脱却の為である。

ツイッター脱却については、短文での投稿に限界を感じたこと、愚痴ばかり投稿してしまうこと、日本語能力の低下等、いくつかの要因があるが、最終的なキッカケを作ったのは『華氏451度』(レイ・ブラッドベリ)であった。

昨今のツイッター文法や様式について、ブラッドベリが風刺したものに近いのではないだろうか。その中にどっぷり浸かり、短絡的な思考で崩壊した短文を投稿し続けることは、百害あって一利なしではないだろうか、と考えた訳である。

華氏451度の詳細については、別の記事に書きたいと思う。)

 

二つ目は、何かを書き残したかった為。

これも、ブラッドベリに背中を押されての事である。

 

そして最後に、「本の話がしたかった」。

残念ながら、移住先の地では、読んだ本の話が出来る友人を見つけられなかった。

私自身、この地にひっそりと存在する文学には興味が無いので当然と言えば当然なのかもしれないが、そもそも日本のように「外で文庫本を読んでいる人」を見かける事がほとんど無い。小説の話が出来る人にも出会えなかった。

また、日本の友人とも疎遠になってしまった。

とにかく、読んだ本の話をする場所が欲しかったのである。

 

初回投稿については、この程度にしておきたい。

本の話をする前にブログに飽きて放置する事のないよう、夜空の星に祈るとしよう。

星なんか見えない空だけれども。